緑の緑による緑のための日記

不定期日記です。

20200504 音楽と読書

なんかすっげー健全に引きこもっています。あんまり病みはしない感じ。やっぱり僕は陽キャではないということですね。
たっぷりな時間で、音楽を聞いて本を読んで過ごしています。

というわけで音楽の話。
今日はBUMPのorbital periodを聞いたり、RADのアルトコロニーの定理を聞いたりしていました。今はday after tomorrowのday alone聞いてます。
それぞれ、orbital periodは高校のとき、アルトコロニーは大学のときに出たCDです。音楽って、やっぱり匂いほどではないけれど、出来事の記憶に紐付けられて頭に入っているんだなあと実感しています。どちらのアルバムも、思い出す人がいるなぁ。
day aloneは思い出す情景はぼっちですが()

なんとなく、自分自身は、きちんと人に成ったのが遅いって感覚があるんですよね。皆は色々そのときどきの幼い悩みは抱きながら成長してきたんだろうけど、僕は幼稚園くらいで獲得しておかなければならないものを獲得できないまま高校生になってしまったような感じがある。抽象的で伝わりにくいな……。でもそんな感じなんです。
だから、高校生になってから、いや、正確には中学3年の後ろのほうからなのかな。なんとか今に至るまで生きてこれたわけで。
や、なんとかとか言ってるけど、もうとっくに自分に安心していて、もう俺は大丈夫、って思えてはいます。だいたい大学の途中くらいかな。もう生きてていいんだ、ってそれくらいからはずっと思えているから、もう大丈夫なんだと思う。

大きく脱線しましたね。伝わらないような抽象的な話はここまでにして、本の話。

まずは、
ALONE TOGETHER (角川文庫) Amazon Services International, Inc.による 詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/B00CJ5NU6A/ref=cm_sw_em_r_mt_awdb_cLcSEb5AWXKM9

本多孝好さんという作家さんが好きです。最近買ってないけど、文庫本が出て目についたら一つ残さず買っているときがありました。どの作品も好きなのですが、初の長編を。
内容について語るのは難しいんですけど、僕の信念の一つに、「正しい論理での思考の最果てには絶望しか待っていない。」というのがあります。生きることに意味を見出すとか、どうして生きているのかとかを考えると、全て虚しい、空虚しか残らないと思っています。……なんて言うと、すっげーネガティブな言葉になってしまうんだけど、悲観的な人生観を持っているわけでもなくて。それでも生きてるから、ってお話なんですけど、長くなるからやめよう(笑)

要は、その信念に似たものが出てきます。ALONE TOGETHERの主人公には特殊な能力があります。波長を合わせ、鏡になるというか、同化するというか。それが他人に何をもたらすのか、どんな影響があるのか、主人公は何を思い生きるのか、っていうお話です。でも、その能力ありきのお話というわけでもなく、「人」についてのお話です。

一節、引用して終わりにしましょう。わかりにくい語りが長すぎた……。

「僕らにとっては、友情も愛情も、芽生えるものじゃなくて、作り出すものなんです。苦労して作り出して、大事に大事に守っていくものなんです」 ― ALONE TOGETER

この言葉、僕も強くそう感じました。

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