緑の緑による緑のための日記

不定期日記です。

20200512 ぴえん

今日は通勤でした。昨日はテレワークでしたが、仕事してても家にいると気分は休日なので、3連休明けの出勤的な感覚です。

昨日と一昨日の2日間で犬夜叉を全巻(全56巻)一気に読み切りました。(もちろん業務時間中は読んでませんよ。)サンデーのアプリで今だけ全話公開中です。
実は犬夜叉をちゃんと読んだの初めてだったんですよね。というか、高橋留美子作品ちゃんと読んだことなかったんです。かなり面白いですね。
犬夜叉、小学生の頃の友人が持っていて、そこでは少し見ていたんですが、ストーリーがちゃんと追えず、また一気読みするほど集中力も持たず、全然内容覚えてなかったんですよね。

大きなストーリーの流れはもちろんあるんですけど、基本的には一話一話が一つのお話としてまとまっていて、一話完結っぽさが強いように感じました。読み味がかなり特徴的なんですよね。内容がない回がないというか。最近一気読みしたマンガだとONE PIECEにあるような、ともすれば中だるみしているともとれるバトルアクションのみの回とかが少ない気がした。最近読んだのさらに挙げればBLEACHとか中身何もない回とかもあるもんな(笑)
ここまで内容が濃いと、その素晴らしさ、良さもそうなんだけど、逆の薄い作品の良さもわかるなぁと思いました。どっちが優位というわけじゃないというか。考えてみればドラゴンボールとかは一話一話中身がある方だよな。
この濃さ、何かに似てるなって思ったら古い少女漫画に似てるんだ。萩尾望都とか。

マンガの構造的な話に終始してしまいましたが、もちろん内容も良かったです。さっき言った一話一話の濃さだけでなく、全体を通して流れている一つの幹から外れすぎることなく、一本筋の通った良作でした。特に最後は心にグッときました。(涙腺雑魚人間)
クライマックスのRPG感も個人的には好きでした。ストーリーの物理的な伏線や物語そのものの出来事の収束もそうですが、それぞれの心境や信念、思いの回収も見事でした。いや、ほんと読後感良い。公開期間中にもっかい読みたいなぁ。

明日から数日仕事が少しハードです。がんばりましょー!