20200507 おしごと
久々のお仕事でした。こぐまかく。です。
今日も引き続き本の話をば。
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『階段途中のビッグノイズ』越谷オサム
これがですね、ザ・青春なんです。
軽音楽部が廃部宣告されたところからスタートするんですが、出てくる登場人物が良い味出してるんですよねー。物語終盤のドカンは必見です。
越谷オサムは、『陽だまりの彼女』が有名ですし(もちろん最高)、映画化もされています。映画は松潤主演で、松潤が、史上最も松潤らしくないイケてないところから変わっていくのが最高。これまた切ないんですよ。
特に、陽だまりの彼女、小説はほのぼの暖かい恋愛小説なのかなという最初の様子から、ひとたびストーリーが走り始めると、当初思ったのと全然違う世界が繰り広げられます。映画のほうはそれはそれで映像媒体の良さを余すとこなく使った良映画。
小説の中でも、映画の中でも、メインテーマとなる曲が映画の主題歌とは別にあるのですが、それがビーチ・ボーイズの『素敵じゃないか』(1966年)
原題:Wouldn't It Be Nice
これがまた良い。映画の終盤でこれが流れるところは、思わず泣いてしまった。まぁ、映画とか僕すぐ泣くんですけど。
話がポンポン飛びましたが、両方ともかなり読みやすい小説です。ぜひ読んでくださいね!
今日はこのくらいで。おやすみなさい、また明日!